講義コード (Course Code) 授業科目名 (Course Title) 科目ナンバリングコード (Numbering Code)
14533510 (日)経済史入門
(英)Introduction to Economic History
講義題目 (Sub Title) 授業科目区分 (Course Subject Classification)
文系ディシプリン科目
開講年度 (Year) 開講学期 (Term) 曜日時限 (Class Day) 必修選択 (Required / Elective)
2014 後期 水1
単位数 (Credit) 担当教員 (Course Instructor) 対象学部等 (Intended School)
2.0 鷲崎 俊太郎
対象学年 (Intended Year) 開講地区 (Taught Campus) 教室 (Classroom) 使用言語 (Taught Language)
学部1年 伊都地区 2407

授業概要 (Course Overview)
徳川時代~バブル経済崩壊期までの400年にわたる日本の経済・産業の変化を,さまざまな統計データを使って体系的に概観する。
各回の授業を前半と後半に分割し,前半ではトピックとなる産業が日本・アジア経済全体に与えた役割について,後半ではその九州地方・福岡県の社会経済に与えた影響について説明する。それにより,九州・福岡地方の社会経済史を学ぶとともに,日本経済全体との関わり方や相違点を認識する。
【到達目標】
(1)日本経済および九州地方・福岡県における産業の発展パターンの解明に重点をおく。
(2)暗記に頼らない歴史のおもしろさを味わう。
【講義形式】
(1)毎回設定したテーマに沿って,クロノジカルに進める方法と,
(2)日本と九州地方・福岡県との経済成長史を比較する方法
の2パターンを予定している。
キーワード (Keywords)
日本経済史 経営史 九州地方 福岡県 近世 近代 現代 産業史
履修条件等 (Pre-requisites)
午前8:40に遅刻せずに着席して,講義に臨める者。あきらめない者。
履修に必要な知識・能力 (Required Ability)
高校時代における地歴・公民の選択科目を問わない。日本史を知っているに越したことはないが,世界史・地理・公民を選択者にも興味を抱ける講義の提供を約束する。
また,成績評価が日本史選択者に有利になることもない。毎回講義を聴き,講師が伝えたいことを聴く力が試験に問われるため,日本史選択者と世界史・地理・公民選択者は同じスタートラインに立っていると言っても過言ではない。

到達目標 (Course Objectives)
観点 (Stand Point) 詳細 (Specify in Detail)
起きる力 毎週8:40に教室に着席できているか?眠気に襲われないか?
用意する力 毎回,事前に授業用Webサイトからレジュメと講義スライドを印刷・ダウンロードできるか?
聴く力 講師の授業内容を脳裏で整理して,自分のノートにまとめられるか?
表現する力 授業の内容をもとにして,レポートや筆記試験に自分の言葉で記述できるか?
インターリージョナルな力 グローバル化が叫ばれる昨今だが,それ以前に重要なのは,日本国内にもさまざまな社会経済・生活習慣の相違が存在するということを認識したうえで,相対的に比較し,理解できることである。この講義は,そのスキルを養う一環として利用してほしい。

授業計画 (Course Plan)
進度・内容・行動目標 (Tentative Weekly Schedule) 授業形態 (Teaching Style) 授業時間外学習 (Comments, suggestions for course preparation, review, etc.)
講義 (Lecture) 演習・その他 (Exercise, Field trip, etc)
1 オリエンテーション:経済史へのいざない    
2 徳川時代の商品流通と福岡藩 ―大坂堂島米市場と筑前米―    
3 在来産業における醤油醸造業の重要性 ―「こいくち」か?「うまくち」か?―    
4 「明治日本の産業革命遺産」とユネスコ世界文化遺産登録 ―薩摩藩「集成館」と三菱重工業長崎造船所―    
5 近代博多商人と渡辺與八郎 ―渡辺通の由来―    
6 近代における綿紡績業の役割と鐘紡の進出 ―元来キャナルシティは何だったのか―    
7 金融業の発展と地方銀行の成長 ―福岡銀行と西日本シティ銀行に至るまで―    
8 近代日本の石炭産業と北部九州の役割 ―筑豊と三池―    
9 近代日本経済における北九州の果たした役割 ―八幡製鉄所と門司港―    
10 近代日本鉄道業の発達 ―九州鉄道・国鉄からJR九州へ―    
11 戦間期の電力・電鉄経営と福博市街の発展 ―九州電力と西日本鉄道のルーツ―    
12 戦後復興・高度成長期と西鉄ライオンズの盛衰 ―日本シリーズ三連覇から黒い霧事件まで―    
13 流通業の「革命」と福岡ダイエーホークスの飛来 ―若鷹軍団の誕生と今後の課題―    
14 教場試験 -    
授業以外での学習にあたって (Suggestions for success(Specific) )
・読書批評文やフィールドワーク(校外学習)を前提としたレポートを課すこともある。

テキスト(Textbooks)
教科書の指定は無い。
参考書 (Reference Books)
・杉山伸也『日本経済史 近世-現代』岩波書店,2012年。
・浜野潔ほか『日本経済史』慶應義塾大学出版会,2009年。
・橋本寿朗・大杉由香『近代日本経済史』岩波書店,2000年。
・橋本寿朗『現代日本経済史』岩波書店,2000年。
・宮本又郎ほか『日本経営史〔新版〕』有斐閣,2007年。
・石井寬治『日本流通史』有斐閣,2003年。
授業資料(Course Handouts)
・授業用Webサイト(http://www.washizaki.org/)
・授業用facebookページ(https://www.facebook.com/intro.keizaishi
・授業用twitter(https://twitter.com/intro_keizaishi

成績評価 (Evaluation)
行(row):観点 (Stand Point) 列 (column):成績評価方法 (Evaluation Method) 起きる力用意する力聴く力表現する力インターリージョナルな力 備考( 欠格条件、割合等 ) (Grading Percentage, Disqualification etc. )
学期末試験 (Final Exam) - -  
小テスト (Class tests)  
レポート (Report) -  
発表(プレゼン、スピーチ等) (Presentation) - - - - -  
授業への貢献度 (In-class contribution) - - - - -  
授業態度(出席) (Attendance)  
その他(自由記述) (Others)           合計で100%
成績評価基準に関わる補足事項 (Additional Information regarding Evaluation Method) それぞれを何%と振り分けるのは野暮な話であるが,総合的に100%に到達すれば良い。
(どの観点に関して何%の力を発揮できるかは,受講生ごとに異なって当然であるため。)
ルーブリック (Rubric)  

学習相談 (Study Consultation (Office Hour) )
・毎回の授業終了後に受け付ける。
・または,私のメールアドレス(shuntaro@econ.kyushu-u.ac.jp)宛に相談内容を記載し,必要があれば,事前にアポイントメントを取ること。
その他 (Others)
最初の授業で,講義の進行方法を説明するので,履修希望者は必ず出席すること。
本講義のシラバスおよび履修課題などのアナウンスは,すべて授業用Webサイト(http://www.washizaki.org/)を通じて行う。
また授業用facebookページ(https://www.facebook.com/intro.keizaishi)やtwitter(https://twitter.com/intro_keizaishi)でも,各週の講義概要を告知するので,利用されたい。
最終更新日時
2014-09-19 10:54:10