講義コード
授業番号
授業科目名歯科矯正学
科目名(英題)
講義題目
授業科目区分
開講年度2013
開講学期後期 (月曜:講義 / 水曜:実習)
曜日時限月1 月2 水3 水4
必修選択必修
単位数6.0
担当教員髙橋 一郎
対象学部等歯学部
対象学年学部4年
開講地区病院地区
履修条件
授業概要 歯科矯正学は講義と基礎実習、そして臨床実習からなる臨床科目であるが、ここでは講義および基礎実習について記載し、臨床実習については臨床実習シラバスに記載する。
1.歯科矯正学講義においては、歯科矯正学の概念と歴史からその成り立ちについて学習し、矯正歯科医療が実施されるようになった経緯からその目的を理解した後に、不正咬合の原因、定義や種類、そしてそれによる障害を理解する。また、矯正歯科診断学および治療学を通じて、不正咬合の形態診断と機能診断の技術について理解を深めるとともに、不正咬合の治療法、また、治療に対する生体の反応などについて学習する。さらに、今日的な医の倫理の概念に基づき矯正歯科医が果たすべき役割や使命について学ぶ。
2.歯科矯正学基礎実習では、診断学実習により模型分析とセファロ分析の基本的手技を身につけ、自在ロウ着、舌側弧線装置を用いたタイポドント実習、保定装置の作製などを通して、一般歯科医が必要とする矯正歯科診断および治療に関わる基本的技術を修得する。
全体の教育目標 歯科矯正学は、顎顔面口腔領域および歯列咬合の形態と機能の関連やその調和と不正咬合患者のQuality of lifeの向上を目指す矯正歯科治療を研究の対象とする臨床分野として歯学の重要な役割を占め、他の基礎・臨床分野とともに顎顔面の形態と咀嚼器官の生理機能との調和、成長期の身体と心の健康な発達のあり方を追究する臨床歯学の一分野である。歯科医師として必要な咬合の育成とその維持、ならびに頭蓋顎顔面の形態異常や咀嚼機能異常を伴う不正咬合(咬合異常)の改善についての全般的基盤的知識を教授する。加えて、成長期から、青年期、壮年期に到る患者との人間関係をどのように構築するか、医療人としての姿勢について考える態度を身につける。
個別の学習目標 咬合の育成ならびに不正咬合治療の意義と必要性を理解し、不正咬合の診断を行い、矯正歯科治療の適切な予後評価を行い、国民に、適切な矯正歯科治療に関する情報を提供するために、一般歯科医として必要な症例分析、診断、治療計画の立案、治療法および予後評価に関する基本的知識と基本的技術を修得する。
授業計画添付ファイル参照


講義注意事項
外来講師その他の都合で授業日程は変更される可能性があるので注意すること。
外来講師講義
大阪大学歯学部歯科矯正学分野教授 山城 隆 先生
東北大学歯学部顎口腔矯正学分野教授 山本 照子 先生

基礎実習注意事項
1.デモおよび実習の開始10分後までに出欠の確認を行う。30分以上の遅刻は「欠席」と記録する。
2.実習室では必ず白衣を着用すること。
3.ステップ毎にライターのチェックを受け、その都度ライターの印鑑をもらうこと。印のないままに先に進んだ場合、印をもらったところまで戻る事があるので注意すること。
4.実習器具は実習終了日まで貸与するので、各自責任を持って管理すること。紛失、破損については弁償すること。
5.実習材料の追加配布は行わない。 材料を追加使用したい場合は、業者から購入すること。提出は完成品以外受け付けない。
キーワード
授業の進め方 推薦教科書の内容に沿って授業を行うが、全項目を網羅することは難しいので、推薦教科書などを用いて自ら勉強するように心がける。また、予習と復習を必ず行い、授業中の質問などに答えられるようにしておくこと。必要に応じて授業中(講義・実習)に小テストを実施する。
テキスト歯科矯正学講義では以下の教科書を推薦教科書とする。
歯科矯正学(第5版):葛西一貴他編集. 医歯薬出版
Contemporary Orthodontics 4th eds, WR Proffit 他著 エルゼビア
Orthodontics, Current Principles & Techniques 4th eds, TM Graber 他著 エルゼビア
参考書
学習相談 学習相談などについては常時受け付ける。オフィスアワーは教室の入り口に掲示してあるので確認すること(9:00〜17:30)。事前に電話かメールにて連絡のうえ研究室(臨床研究棟2階)に直接来訪する。原則として、電話やメールでの相談は受け付けない。
試験/成績評価の方法等① 講義:定期試験による評価(70%)
 論述式もしくは多肢選択問題からなる客観試験とする。
② 実習:症例発表に対する評価
 症例発表はグループ単位の評価とし、発表時に評価票による評価を行う。(10%)
③ 実習:製作物に対する評価
 実習中に各制作物を評価し、すべてに合格した者を実習終了と判断する。実習時間内に合格するまで実習を行うものとし、製作物に対して評価票による評価を行う。(20%)

 ①〜③の合計点(100点満点)から欠席点(1回の欠席(公欠を除く)について講義:5点、実習:10点)を減点し、60点以上を合格とする。講義5回、実習5回までの欠席でも試験の受験資格は認められるが、欠席点の減点数によっては受験資格があっても計算上合格点に達することがない場合があるので注意すること。
 矯正学の講義、実習において出席は厳格に取ることとする。病気等でやむを得ず欠席する場合は診断書を提出すること。講義・実習は公欠など理由が明確な欠席に対しては必要に応じて補講(補実習)を実施する。九州大学および九州大学歯学部の規則等に則り定期試験については追試験と再試験を実施する。なお、再々試験は行わないので注意すること。
その他高橋一郎(電話642-6394:takahashi@dent.kyushu-u.ac.jp)
添付ファイル
ファイル名(file_name)備考(remarks)更新日時(updated date)
歯科矯正学(授業日程)11.13差替え.pdf 2013-11-13 14:11:49