講義コード10342739
授業番号
授業科目名水産化学実験
科目名(英題)
講義題目
授業科目区分専攻教育科目
開講年度2010
開講学期後期
曜日時限火3 水3
必修選択選択
単位数3.0
担当教員沖野 望
対象学部等動物生産科学コース
対象学年
開講地区箱崎地区
履修条件特になし。
授業概要・コイ、ウサギの血清から、免疫グロブリン(IgM、IgG)を精製し、それらの純度とポリペプチド組成を解析する。
・糖脂質分解酵素を大腸菌で発現させて、組み換えタンパク質の精製を行うとともに精製した酵素の生化学的な性質を調べる。
・オワンクラゲ由来の緑色蛍光タンパク質を大腸菌で発現させて観察する。
・生体、水、底質を用いて環境汚染物質(トリブチルスズ)の微量分析を行う。
全体の教育目標・分別沈澱法、カラムクロマトグラフィーなどのタンパク質精製操作を修得すると共に、それらの原理を理解する。また、電気泳動法によるタンパク質の分析とその結果の解釈を理解する。
・大腸菌を使用した形質転換、組み換えタンパク質の発現と精製方法に関する技術を習得する。また、実験を通して酵素の生化学的な性質を理解する。
・生体、水、底質を用いて環境汚染物質(トリブチルスズ)の微量分析を行い、ガスクロマトグラフィーを理解するとともに測定値のバラツキ、検出限界、有意差について理解を深める。
個別の学習目標
授業計画・コイあるいはウサギの血液から血清を分離し、分別沈澱法(塩析・ポリエチレングリコール分画)、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過法を組み合わせてIgMあるいはIgG抗体タンパク質を精製する。精製抗体の純度およびその構成ポリペプチドの分子量を、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法によって分析する。
・オワンクラゲ由来の緑色蛍光タンパク質を大腸菌で発現させて蛍光顕微鏡で観察する。
・糖脂質分解酵素を大腸菌を用いて発現させて、アフィニティーカラムにより精製する。
・精製した酵素の生化学的な性質を調べる。
・海水における環境汚染物質(トリブチルスズ)の分析
・底質における環境汚染物質(トリブチルスズ)の分析
・魚等生体試料における環境汚染物質(トリブチルスズ)の分析
キーワードタンパク質精製、クロマトグラフィー、免疫グロブリン、電気泳動、機器分析、微量分析、環境汚染物質、形質転換、組み換えタンパク質の発現と精製、酵素の性質
授業の進め方
テキスト参考書
新生化学実験講座1「タンパク質 I 分離・精製・性質」日本生化学会編(東京化学同人)
「新・タンパク質精製法―理論と実際」ロバート K.スコープス著(シュプリンガー・フェアラーク東京)
参考書
学習相談実験中に受け付けるほか、電子メールによる質問も歓迎する。
試験/成績評価の方法等レポート(50%)と出席・実験への取り組み状況などの平常点(50%)
その他なし