講義コード
授業番号
授業科目名国際森林社会学
科目名(英題)
講義題目
授業科目区分専攻教育科目
開講年度2010
開講学期後期
曜日時限
必修選択選択
単位数2.0
担当教員井上真(非常勤講師)
対象学部等地球森林科学コース
対象学年
開講地区箱崎地区
履修条件環境社会経済学(2年次後期授業)を受講しておくことが望ましい。
授業概要熱帯林の減少と劣化を防止することは地球環境問題の解決に向けて重要な課題である。しかし、熱帯林の多くは地元住民の生活や生産基盤となっており、森林の保全と利用のバランスや関係緒主体の合意形成、貧困解消にむけた諸政策との関係に関する社会学的なフィールドワークを基にした住民参加型の森林管理プログラムが有効とされている。本授業では熱帯林問題の所在と社会学的なアプローチ手法、解決に向けたシナリオと課題について講義を行う。
全体の教育目標① 地球環境問題における熱帯林保全の意義と課題を把握する。
② 参加型森林管理や社会林業、アグロフォレストリー、REDDなど基本ワードを説明できる。
③ 熱帯林を取り巻く社会経済の実態を、貧困と開発についての議論と関連づけて説明できる。
④ 熱帯林の減少と劣化を防ぐための政策動向を踏まえ、その方向性について意見を述べることができる。
個別の学習目標
授業計画隔年、集中講義形式で実施する。主な授業項目は下記のとおりである。
① 森林社会学研究におけるフィールドワーク手法
② 持続可能な森林経営に向けた世界的な取り組みと熱帯林保全との関連性
③ 熱帯林の保全と利用に関係するステークホルダーと「協治」条件
④ 熱帯林の減少と劣化防止による地球温暖化対策の特徴と問題点
⑤ 住民参加型森林管理の実施状況と課題について
キーワード熱帯林、アジア、持続可能な森林管理(Sustainable Forest Management)、森林の協治、違法伐採、アグロフォレストリー、合意形成、参加型森林管理、REDD(Reducing Emissions from Deforestation and Degradation in Developing countries)
授業の進め方
テキスト
参考書井上真『コモンズの思想を求めて:カリマンタンの森で考える』岩波書店、2004年
井上真編著『躍動するフィールドワーク:研究と実践をつなぐ』世界思想社,2006年
森林環境研究会編『世界の森林はいま:苦悩と希望の緑(森林環境2006)』朝日新聞社,2006年
学習相談集中講義期間時における授業終了後、及びその後メールで受け付ける。
試験/成績評価の方法等出席点30%、レポート70%
その他