講義コード10342703
授業番号
授業科目名基礎静力学
科目名(英題)
講義題目
授業科目区分専攻教育科目
開講年度2010
開講学期後期
曜日時限火3
必修選択必修
単位数2.0
担当教員岡安崇史
対象学部等地域環境工学分野・生物生産システム工学分野
対象学年学部2年
開講地区箱崎地区
履修条件基礎静力学は,地域環境工学分野および生物生産システム工学分野のカリキュラムにおける基礎的な科目の一つである.地域環境工学分野においては,3年次前期に履修する構造力学を学ぶ上で必須である.また,3年次後期以降に学ぶ農業土木構造物の設計・施工を取扱う鉄筋コンクリートや利水工学などの履修に際して必要となる知識や考え方を取り扱っている.一方,生物生産システム工学分野においては,3年次で学ぶ材料力学,生物生産機械学実験や機械設計学などなどの履修に際して必要となる知識や考え方を取り扱っている.
講義では,基本的な微分や積分の知識を必要とするので,初等関数の微分積分学をしっかりと身につけておくことが望ましい.予習は特に必要ないが,復習を行い(課題として出す演習問題を確実に解く),次回までに不明な点を残さないことが重要である.
授業概要静力学は,材料,構造物の強度や変形に関する基礎的学問であり,構造物の設計の基礎として地域環境工学分野,生物生産システム工学分野をはじめ広く他の工学分野に関連している.ここでは,材料の力学的性質,応力やひずみの概念,変形する物体の強度に関する現象及び理論的取り扱い等を解説し,基本的な例題を通してそれらの理解と応用を修得することを目的としている.
全体の教育目標・構造物を構成する材料の強度や変形に関する基本的事項を理解する.
・材料の引張り・圧縮,ねじり,曲げ変形現象に関する解法を理解・習得する.
・学んだ内容と実際の構造物設計との関連性について理解する.
個別の学習目標
授業計画 <講義で扱うトピックス>
1.力の釣合い 2.引張りと圧縮変形の解法 3.ねじり変形の解法
4.はりのせん断力と曲げモーメント 5.はりの曲げによる応力・たわみの解法
 <講義のスケジュール>
第1回講義日程,講義内容・目的の説明
第2回力のつり合い,応力とひずみ,弾性と塑性,降伏応力,許容応力
第3回     〃
第4回棒要素の引張り・圧縮変形に関する解法(1)
第5回棒要素の引張り・圧縮変形に関する解法(2)
第6回棒要素のねじり変形に関する解法(1)
第7回棒要素のねじり変形に関する解法(2)
第8回はりのせん断力と曲げモーメント
第9回各種静定はりのせん断力と曲げモーメントの求め方
第10回せん断力図と曲げモーメント図
第11回はりの曲げ応力
第12回要素の断面形状に関する幾何学
第13回静定はりのたわみに関する解法(1)
第14回静定はりのたわみに関する解法(2)
第15回学期末試験
キーワード力の釣合い,引張りと圧縮,ねじり,はりの曲げ,断面形状,はりの応力とたわみ
授業の進め方テキストを中心に授業を行う.講義では,講義内容の理解度を深めるために,毎週,演習問題のレポートを課す.
テキスト<テ キ ス ト>
テキストおよび補足資料はプリントして授業ごとに適宜配布する.
<参 考 書>
富田佳宏,仲町英治,中井善一,上田 整「機械工学入門シリーズ第2巻-材料の力学-」朝倉書店(2001)
S. Timoshenko著(鵜戸口・國尾訳)「材料力学(上巻)」東京図書(1957),中原一郎「材料力学(上巻)」養賢堂(1975)
参考書
学習相談月曜日 16:30~17:30 (2号館408 岡安准教授室)
(上記の時間帯以外でもいつでも受け付けますので,気軽にどうぞ!)
試験/成績評価の方法等 出席日数が2/3以上の受講者に対して,学期末試験および演習問題レポートにより総合的に判定する.学期末試験とレポートの配点比率は6:4とする.
その他 所定の講義回数に達しない場合は補講に努めるが,補講が不可能な場合もあり得る.学期末試験は必ず実施する.なお,講義・演習・学期末試験には,電卓を持参すること.