講義コード10341532
授業番号
授業科目名応用水理学
科目名(英題)
講義題目
授業科目区分専攻教育科目
開講年度2010
開講学期後期
曜日時限月1
必修選択選択
単位数2.0
担当教員原田昌佳
対象学部等地域環境工学分野
対象学年学部3年
開講地区箱崎地区
履修条件応用水理学では水理学Ⅰ,水理学Ⅱで学んだ基礎水理学の修得を前提に授業を進めるので,これらの科目を履修しておくこと.また,授業では高度な数学が多用されるため,応用数学Iを履修しておくことが望ましい.
授業概要水理学は自然環境と調和した地域環境の整備・保全に関わる基礎理論の一つである.応用水理学では,特に水環境問題と深く関わる高度な水理学的諸問題を取り上げ,それらに対する解析手法を紹介し,農業土木技術者として必要な農業土木学の専門基礎を習得させることを目標とする.講義内容は,管水路の非定常流,開水路の非定常流,水の波,乱流拡散と移流分散,流砂と河床の変動,密度流であり,いずれも水利施設設計や海.河川・湖沼などの水環境の保全と改善などに直接関わるものである.
全体の教育目標1.管水路と開水路の非定常流の基礎と特性曲線法を理解すること.
2.水の波(微小振幅波理論,風波)の基礎を理解すること.
3.乱流拡散と移流分散,流砂と河床の変動,密度流の基礎を理解すること.
個別の学習目標
授業計画第 1回管水路の非定常流(波動方程式)
第 2回管水路の非定常流(水撃作用,サージングと調圧水槽)
第 3回開水路の非定常流(特性曲線法)
第 4回開水路の非定常流(段波の伝搬)
第 5回水の波(波の基本的関係)
第 6回水の波(微小振幅波理論)
第 7回水の波(微小振幅波の性質,深水波,長波,重複波,有限振幅波)
第 8回水の波(波の変形,風波)
第 9回乱流拡散と移流分散(1)
第10回乱流拡散と移流分散(2)
第11回流砂と河床の変動(限界掃流力)
第12回流砂と河床の変動(移動床の河床形態,掃流砂量)
第13回流砂と河床の変動(浮遊砂量,河床の変動と平衡)
第14回密度流(密度フルード数,2層密度流の等流・不等流,混合型密度流)
第15回学期末試験
キーワード管水路の非定常流,開水路の非定常流,水の波,乱流拡散,移流分散,流砂,河床変動,密度流
授業の進め方
テキスト水理学Ⅱ(椿東一郎,森北出版)・・・中央図書館開架図書
水理学演習下巻(椿東一郎・荒木正夫,森北出版)・・・中央図書館開架図書
参考書
学習相談オフィスアワーは毎週火曜日の16時30分から17時30分.この時間帯以外でもいつでも質問などを受け付けるが,会議・出張などで不在にすることもあるので,オフィスアワー以外の場合は事前に,電話(092-642-2916:研究室)あるいはEメール(mharada@bpes.kyushu-u.ac.jp)で在室を確認すること.
試験/成績評価の方法等出席日数が2/3以上(欠席回数5回未満)の受講者に対して,学期末試験および演習問題により判定する.学期末試験と演習問題の配点比率は8:2とする.
その他1.担当教員作成のテキストを初回授業時に配布する.また,補足プリントを授業ごとに適宜配布する.
2.授業内容の理解度が計れ,かつ復習となるような演習問題を適宜課す.この演習問題の提出状況は成績評価に加味される.
3.学期末試験では講義ノートの持込を可とする.また,再試験は実施しない.