講義コード10341702
授業番号
授業科目名地域環境学
科目名(英題)
講義題目
授業科目区分専攻教育科目
開講年度2010
開講学期後期
曜日時限月3
必修選択選択必修
単位数2.0
担当教員大坪政美
対象学部等生物資源生産科学コース
対象学年学部2年
開講地区箱崎地区
履修条件
授業概要わが国においては,戦後,農地の造成,改良,灌漑技術の発達,農業機械の導入などにより食料生産および労働生産性は飛躍的に増加した。世界の穀物生産の伸びは1980年代には鈍化し,1人当たりの生産量は減少に転じた。これは主に人口の増加,および土壌と水の劣化,水不足など地球環境の悪化に伴う耕作地の減少によるものである。このような状況の中で,わが国は,地域環境の保全という観点から持続的農業を実践し,食料の自給率を向上してゆく必要がある。ここでは,世界と日本の穀物生産の現状,食料生産に果たす農業工学技術の貢献,農地土壌の基本的性質,農地の劣化の現状と食料生産,水田の環境保全上の役割,水資源の問題,地球温暖化と食料などについて講義する。授業の後半では,環境,農業,食料をキーワードにした課題研究を課し,受講生は成果を発表する。
全体の教育目標・ 世界および日本における食料生産の現状について理解を深める。
・ 食料生産の向上に果たす工学的役割について認識する。
・ 土壌の基本的性質,および劣化の現状について理解する。
・ 土壌,水,気候変動などの環境要因がどのように食料生産に影響を及ぼすかを理解する。
・自ら課題を設定して,それに関して調査し,プレゼンテーションを行う能力を醸成する。
個別の学習目標
授業計画第1回 世界の食料生産の状況と食料増産をはばむ制限要因
第2回 食料生産に果たす農業工学の役割
第3回 農地土壌の基本的性質(1)
第4回 農地土壌の基本的性質(2)
第5回 農地の劣化と食料生産(1)
第6回 農地の劣化と食料生産(2)
第7回 日本の食料問題と水田の役割
第8回 枯渇の危機に瀕する水資源
第9回 気候変動と食料
第10回 新しい基本法により描かれる日本農業の方向
第11回 農業農村の整備-安全・安心な食料供給基盤と地域づくりに向けて
第12回 自主研究発表会(1)
第13回 自主研究発表会(2)
第14回 自主研究発表会(3)
第15回 学期末試験
キーワード食料生産,農業工学,土壌・水の劣化,水資源,持続的農業,課題設定とプレゼン
授業の進め方配布資料による授業,自由研究とそのプレゼンテーション
テキスト
参考書
学習相談月曜日 16:30~17:30 (農学部2号館204号室)
この時間以外でも ohtbubo@bpes.kyushu-u.ac.jp に連絡をすれば可能
試験/成績評価の方法等・自主研究発表会以外の講義へ2/3以上出席した学生だけが,自由研究を発表することができる。評価比率:およその目安,レポート20%,学期末試験50%,自由研究30%
その他