講義コード
授業番号
授業科目名ナノマグネティクス特論
科目名(英題)
講義題目
授業科目区分アドバンス科目(情報エレクトロニクス分野)
開講年度2009
開講学期後期
曜日時限
必修選択選択
単位数2.0
担当教員能崎幸雄
対象学部等システム情報科学府・電気電子工学専攻
対象学年修士1年
開講地区伊都地区
履修条件履修条件は特になし.
授業概要磁性ランダムアクセスメモリ(MRAM)など、ナノ磁性体のスピン制御を利用するデバイスに関する最近のトピックス、特に高速、低磁界磁化反転の新しい手法について、その原理・機構と実デバイス応用に向けた課題を講述する。
全体の教育目標ナノ磁性体のスピンダイナミクスを理解する。
マイクロマグネティクス計算によるナノ磁性体の磁化過程シミュレーション技術を身につける。
個別の学習目標授業計画を参照のこと.
授業計画下記のトピックスについて講義を行う。また、マイクロマグネティクス計算の手法を身につける実習もあわせて行い、各トピックスの理解をさらに深める。コマ数は目安であり,授業の進み具合によって適宜調整する.
1 イントロダクション(1コマ)
  講義で学ぶトピックスがどのようなデバイスに役立つ技術なのかを概観する。
2 磁性の基礎(2コマ)
  磁性体デバイスを学ぶ上で必要不可欠な磁性に関する知識を身につける。
3 究極のメモリ・MRAM(2コマ)
  MRAM(磁性ランダムアクセスメモリ)の動作原理と高集積化に向けた課題を理解する。
4 電子の波動性が顕在化する現象(3コマ)
  コヒーレントトンネル効果など、伝導スピンの波動性が顕在化する現象を理解するための知識を身につける。
5 スピントルクトランスファー効果(2コマ)
  磁界を用いずにスピン電流により磁化をスイッチングさせる方法を理解する。
6 レーストラックメモリ(1コマ)
  MRAM以外の磁気デバイスに関する最近のトピックスを学ぶ。
7 マイクロ波アシスト磁化反転(2コマ)
  次世代HDD(ハードディスクドライブ)の記録方式として注目を集めている技術について、最新の実験結果を紹介しながら説明する。
8 プリセッショナル磁化反転(2コマ)
  磁性体の磁化を1ナノ秒以下で反転させる技術について学ぶ。
キーワードスピン、磁性、ナノ
授業の進め方下記URLにアップロードした資料を中心に授業を行います.課題を提示し,レポートの提出を求めます。
http://spin.ed.kyushu-u.ac.jp/nanomag/nanomag.htm
テキスト
参考書
学習相談教員室(場所は授業中に提示する)で学習相談を行います.希望する者は,事前に電子メールで相談希望日時,相談内容を連絡し,予約して下さい.
試験/成績評価の方法等講義中の演習・討議(50 %)
課題レポート(50%)
その他http://spin.ed.kyushu-u.ac.jp/nanomag/nanomag.htm
上記URLから資料をダウンロードし、印刷して講義に持ってくること。